ArtDance朗読劇『身毒丸』はリアリズムを感じる事が出来る世界です

ArtDance朗読劇『身毒丸』大阪公演、とうとう明日となりました!

皆様のおかげで、着席して頂けるお席は「完売御礼」となりました。

現在は、キャンセル待ちか、立ち見でのご案内となっております。


公演直前の演者の呟きをお届けシリーズ☆

最後は、ベクトールの主宰であるmihiromyです。

今回の公演に先駆け、大阪・東京と撫子の心情を演じ続けてきたmihiromyが、フルバージョンで臨みます!

昨年12月、ダンサーの飯干未奈さんから、15分程度でダンスと朗読のコラボをとお誘いを受けた。

私が『身毒丸』を改訂し、撫子バージョン(撫子の心情だけに焦点をあてて、ダンスと朗読でやった)の脚本を作ったものを提案させていただき発表したところ、詩的な台詞の羅列にも関わらず、沢山の方が感銘を受けてくださった。
一見、とても難しい話のように思うのだが、実はこの身毒丸は、至極単純な話で、だから、色んな味付け(演出)で楽しむことが出来る作品だ。

朗読側で読み聴かせる『身毒丸』は、ただただ、その台詞や詩の中にあるリアリズムだ。
あり得ない世界観なんていうものに、誰も心を動かされることはない。
その空気にのまれても、きっとすぐに忘れられるものになる。

今回、見せ方(演出)は、アングラ臭漂うものかもしれない。

ただ、それはなにも、

「ほら、かっこいいだろう!」

というような陳腐なものを表現したいわけではない。

朗読劇とは、無駄な動きを極力排除した芝居なので、観客の頭に映像を作る。
ポイントになる部分に入ってくるダンスは、小説でいう挿し絵みたいなものだろうか。

是非とも、動く小説を観に、聴きにいらしてください。

ただ、頭を白くして、根底にあるリアリズムを感じに!

身毒丸

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