朗読劇と歌のマリアージュ

オムニバス朗読劇
『夜のうた』

2019年4月13日(土)
大阪八尾市役所地下にあるカフェ
cafe rest pica picaさんにて
朗読劇『夜のうた』を行います

今回はブログには初登場!
ベクトールのオリジナル作家、Johnny宮本です。

公演前の演者(じゃないけど)つぶやきシリーズ!

世界にはいろいろな言語がありますが、
似たような発音の単語を識別する方法として音の強弱を使うものと、
音の高低を使うものがあるそうです。

英語など多くの欧米の言語は強弱を使う「強勢アクセント」の言語ですが、
それに対し高低を使う「高低アクセント」の言語の代表格は日本語です。

音の高低を使うということは
つまるところ本来的に、
歌のようにメロディアスだと言えます。

日本語による朗読劇と歌は素晴らしいマリアージュを見せてくれることでしょう。

ご予約、公演詳細はコチラから

『夜のうた』を聴きながら・・・

オムニバス朗読劇
『夜のうた』

2019年4月13日(土)
大阪八尾市役所地下にあるカフェ
cafe rest pica picaさんにて
朗読劇『夜のうた』を上演します

公演前の演者のつぶやきシリーズ!

今回のトップバッターはmihiromyです。

夜のうた

を口ずさみながら書いてます。
歌も
朗読も、
その世界観の誰かになる。
というので、とっても似てる。
だから、二つを合わせると、喧嘩してるなぁーというものを見ることがある。

元々ある歌にインスピレーションを得て脚本を書くと、上手く混ざりあっていくのか・・・
そんな実験的な話し合いから始まった今回の企画。

脚本家達が、歌詞に寄り添うすがたを端から見てほくそ笑む私。

どう寄り添っていくか・・・
というのは、 何においても大切。

脚本家が歌に寄り添い、

朗読家が脚本に寄り添い、

それに生歌が寄り添い、

生歌と朗読が呼吸を合わせていく

ただ、それだけ。

うまくいってる人間関係と同じ。

寄り添っていく。

ただ、それだけ。

朗読と歌・・・

この呼吸合わせが、
誰かの深呼吸に繋がるようにと願いを込めて・・・

ご予約、公演詳細はコチラから

五感に触れるひとときを皆様と・・・

空間ベクトール4周年記念公演
『ふたたびの恋』

公演日までまもなく!まだまだご予約承っております💓

公演に向けてキャストそれぞれの思いを呟く「演者のつぶやき」シリーズ

ラストは大木新子役のmihiromyです。

ふたたびの恋

この作品は、(不器用な)大人の恋の物語。

大人の恋かぁ・・・
たしかに中学生や高校生の学生時代の恋と、社会人になった時の恋とは違うのかもしれないけど、究極そう変わるものでもないのかもしれないとも思う。

じゃあ、大人の恋って思い返した時に
【お酒】
というのは、一歩大人の香りがする。

しかも、大学生のような
「うぇ~~い」
っていう飲み方じゃなくて、バーカウンターに右肩と左肩がそっと触れ合うような関係は、やっぱり、学生時代ではなかなかない。
一杯が1000円~ほどする、しかも、アルコール度数もそこそこ高くて、その一杯を作るのに、熟練の技が注がれる、目の前にそっと置かれるような場所にいく関係は、今でも背伸びした感じがする。

その舌覚(味覚)こそ、大人の恋を連想させる。

お酒(飲み過ぎ)の大失敗なのではなくて、そういう場所の雰囲気からの恋愛の展開は、なんか、大人だなと。
そう。
なんか、スムーズさというか。うまいなというか。

お酒の良い思い出の一つは、もう何年も前の話だけど、六本木のめちゃくちゃお洒落なバーで初めて【貴腐ワイン】を飲みに連れていってもらったこと。
それに合わせて頼んだものはイチゴのミルフィーユ。

こういうのをサラッと出来るっていうのが、その頃の私には新鮮で、大人だなと思ったことがある。

あ、そうだな。

朗読劇って基本的には聴覚に触れるものだけど、耳から、皆様の五感に触れる朗読をしたいなと思っています。

今回はバーも併設された雰囲気ある劇場。
お一人でも、大人の恋を演出したい方も是非お出掛けください。

朗読表現者空間ベクトールの四周年記念パーティーも同時開催です。

皆様とお酒を片手に楽しいひとときを過ごせますように・・・

サクラの下の酔っぱらい

空間ベクトール4周年記念公演
『ふたたびの恋』

公演に向けてキャストそれぞれの思いを呟く「演者のつぶやき」シリーズ

お次は、室生晃一役の河島辰徳です。

いつかの週末、
ちょうど桜の季節に、
スナックで朝まで呑んで。
帰り道、少し大きな公園の前を通ったんだ。

それはもう見事な桜で。
なのに、お花見してる人が誰もいなくて。
「すげぇ!独り占めじゃーん!」
って満開の桜の下で缶ビール呑んでたんだ。
朝の6時に。

公園のベンチで泥のように眠って、
目がさめると、
家族づれで埋め尽くされた公園。

その真ん中のベンチで、
泥から這い上がる中年男子。

完全に、見てはいけないモノ扱いだよね。

おまけに、ベンチから転げ落ちて、側頭部を強打。

1年経った今、
CT撮りにいったほうがいいかな・・・
と、思う38歳の春

CTも撮りに行かずに、
命がけで、読む朗読劇、
「ふたたびの恋」
是非、ご来場ください。

よろしければ、
観終わってから、
一緒に酒でも飲みましょう。

心のサクラ散る、あるお酒

空間ベクトール4周年記念公演
『ふたたびの恋』

公演に向けてキャストそれぞれの思いを呟く「演者のつぶやき」シリーズ

このストーリー、舞台はお洒落なBar
という事で!今回はお酒にまつわるネタで呟いてまいります。

バーテンダー役がぴったりハマる松田大介からどうぞ!

自分は大人だと思っていた、ある春の事です。

周りの人たちを喜ばせたくて、そして、センスあるなーって思わせたくて、お花見用のお酒を探していた時でした。

偶然、独り暮らしをしていた家の近くにリカーショップを発見しました。
今ではもう潰れてしまったお店ですが、世界中のマニアックなお酒が取り揃えてあり、おつまみも非常にマニアックでした。
「ここはイイゾ!」と意気込み、店内に入りお酒を物色。

しかし、マニアック&お洒落過ぎて全然分からない・・・。

悩みに悩んで店員さんにピッタリのお酒がないかと聞くと、あるイタリアワインを出してくれました。
「この時期にしか無いんですよ」と教えてくれたロゼワイン
テイスティングをした時も非常に美味しく、すぐに購入。

意気揚々と、ワインを抱えてお花見へ。

その日は雨の後で、お花見するには花がないのでは?という話でしたが、行ってみると雨がなんのその!キレイに咲いているではないですか!

ああ、この持ってきたお酒のおかげかなと心の中で自画自賛。

ちょうどその時のお花見には、当時気になっていた女の子がいたので余計に気合いが入っていたお花見。
お花見に合わせ、大いに喜んでもらったそのイタリアワインの名前は、”サクラ“。
イタリア語で”聖なる”という意味だそう。

・・・・・・・・え?
その後ですか?
私のサクラは、見事に散りました(笑)

そんな私がバーテンダーの役をする大人の恋愛朗読劇、
「ふたたびの恋」

ぜひ、お越し下さい🎵

ひとりひとりの幻列車に乗って

2019年2月17日公演CASTのつぶやきシリーズ!ラスト~

公演まであと僅か。
今回も、是非たくさんの方に聴いて頂きたい!と空間ベクトール一同、意気込んでおります。

休日の午後、素敵なカフェで優しい時間を一緒に過ごしませんか?

最後は、
「幻列車」の作者であり、演出を務めた松田大介です。

幻列車ってなんか誰も知らないんだけど、なんか知ってるみたいな既視感みたいなイメージで書いたんだよね。
だから、朗読劇を聴きに来てくれた人によって色んな幻列車が走ると思うんだ。

一応、方向性みたいなのはあるんだけど、その色んな幻列車を大事にしたいなーって思う。

この幻列車、一人一人の専用の列車なんだけど、相乗りもOKな列車。

現実かもしれないし、夢かもしれない。

だから、自分の居心地の良い幻列車を想像して、登場人物と一緒に御乗車してくださいな!

さて、今回もエンジン全開で演じますか!

☆公演詳細はコチラから☆

「涙」という頷きを是非ご一緒に・・・

2019年2月17日公演CASTのつぶやきシリーズ。

今回は、「幻列車」で唯一の女性CAST mihiromyです。

公演まであと1週間を切りました!
まだまだご予約受け付けてけおります。
朗読劇が好きな方も、興味が出てきた方もWelcome♪

この本は、読んでいて、とても不思議な気持ちになる。
それは世界観によるものなのだけど・・・
それを上手くお届け出来たらいいな・・・

きっと、大好きな人や人達のためにする選択は、どこまでも切ないものなのだろうと思う。

きっと、この電車に乗る人達の選択は、いつも切ないものなのだろう。

人がもし最後に願うことがあるならば、それは、切ないものなのだろう。

でも、それは綺麗事じゃないことは、愛する人がいるあなたには、「涙」という頷きをもらえるのだろうと思う。

世界観の湿度

そして、それと混ざったり、はみ出したり揺れ動くキャラクターの湿度を感じてもらえたら嬉しいです。

役に命を吹き込む作業は、本当に尊い・・・
そして、この役を私にくれたまっくんこと松田大介くんにありがとうと言いたい!

もう何回目の恋人役だろう・・・
忘れてしまうほど沢山の恋人役を演じてきたけど、また新たな二人を辰徳くんともお届け出来たらいいなと思ってます。

是非、王子公園駅下車すぐ
素敵な素敵なカフェ、ニムカフェさんで命と愛の旅に一緒にでかけましょう!!

☆公演詳細はコチラから☆

良い脚本があれば・・・

2019年2月17日公演CASTのつぶやきシリーズ!

お次は、ベクトールオリジナル脚本「幻列車」の中で「金田」を演じる河島辰徳です。

うまい飯があれば食べたいし、
いい女がいればデートしたい。
当然、良い脚本があれば演じてみたい。
常々、そう思っていた。

どうやら、松田大介の書く脚本は「良い」らしい。

是非、演じてみなければと思っていたが、初演の幻列車はキャスティングに空きがなく、演じることができなかった。

「良い脚本に俺を使わないだと!?
松田大介、許すまじ!!」


と夜な夜な呪い続けていたら、今回、幻列車の再演に俺を使ってくれることになった。
しかも、俺のために少し書きかえてくれたらしい。

先日、届いた脚本でさっそく稽古したのだが、
相手役をやってくれた役者仲間に、
「金田が見えたわ。」
と言われたよ。

ありがとう、松田大介。
精一杯演じるよ。
でも許すか許さないかでいえば、
許すまじ。

☆公演詳細はコチラから☆

情けなくもどこか放っておけない、そんな「俺」

2019年2月17日公演CASTのつぶやきシリーズ!

トップバッターは、一人朗読劇を担当する畑彪です。

畑彪です。

たった一人で一本のお芝居をするのは、高校生の頃以来でとても緊張していますが、同時に楽しみでもあります。

さて、今回公演させていただく”俺はその夜多くのことを学んだ”という作品ですが・・・一言でいえば、情けない男の一夜の空回り劇です。

」は本当に等身大で、心配性で気が小さいけど
変なところで行動力がある不思議な人物です。

彼の一連の行動は、ひょっとしたら見ていて痛々しいものかもしれませんが・・・

出来の悪い弟を見守るような心境で、温かく見守っていただければ幸いです。

☆公演詳細はコチラから☆

音楽朗読劇『カラシニコフ不倫海峡』は心に優しい作品なのかも・・・

音楽朗読劇『カラシニコフ不倫海峡』大阪公演までまもなく!

まだまだお席ございます。
ご予約お待ち致しております☆

ご来場を予定されていらっしゃる方は
当日も猛暑が予想されますので、お気を付けてお越し下さいませ。
涼しい場所で、お飲み物を用意してお待ち致しております☆


公演直前の演者の呟き

今回は朗読の演者が二人
締めは、ベクトールの代表のmihiromyです。

最近、不倫女ばかり演じている。
気が付けば、不倫女ばかりを演じている・・・。

しかし、作家さんはうまく書かれるもので、
私がゲス扱いされることなど1度もなく、むしろ擁護される立場の女になっている。

今回の作品、『カラシニコフ不倫海峡』も、間違いなく例外ではないはずで、むしろ、不倫することによって、どうしようもないやるせなさに、体温の生暖かい心地よさを混ぜ込んで、絶妙にロマンティックな恋という甘酸っぱい要素を含ませている。

平面的でなく、立体的というか、幾何学的というか、
その『絶妙』な展開に、どう声だけをもって、その美学に反することなく『絶妙』を織り成すか・・・
というのが、いつもながらのテーマだけど、
今回の作品は、ほぼほぼ人間的に淡々とした口調の女性にどう『絶妙』を織り成すのか、それがとても面白かった。

絶望的な作品

それでいて、嫌みにならない優しさと、
星の回りのぼやーっとした光のような未来が、ほんのひとさじ加わって、
底抜けに明るい作品なんかよりも、ずっと、心に優しい作品なのかもと、思ってます。

田中史子役 mihiromy

カラシニコフ不倫海峡