心のサクラ散る、あるお酒

空間ベクトール4周年記念公演
『ふたたびの恋』

公演に向けてキャストそれぞれの思いを呟く「演者のつぶやき」シリーズ

このストーリー、舞台はお洒落なBar
という事で!今回はお酒にまつわるネタで呟いてまいります。

バーテンダー役がぴったりハマる松田大介からどうぞ!

自分は大人だと思っていた、ある春の事です。

周りの人たちを喜ばせたくて、そして、センスあるなーって思わせたくて、お花見用のお酒を探していた時でした。

偶然、独り暮らしをしていた家の近くにリカーショップを発見しました。
今ではもう潰れてしまったお店ですが、世界中のマニアックなお酒が取り揃えてあり、おつまみも非常にマニアックでした。
「ここはイイゾ!」と意気込み、店内に入りお酒を物色。

しかし、マニアック&お洒落過ぎて全然分からない・・・。

悩みに悩んで店員さんにピッタリのお酒がないかと聞くと、あるイタリアワインを出してくれました。
「この時期にしか無いんですよ」と教えてくれたロゼワイン
テイスティングをした時も非常に美味しく、すぐに購入。

意気揚々と、ワインを抱えてお花見へ。

その日は雨の後で、お花見するには花がないのでは?という話でしたが、行ってみると雨がなんのその!キレイに咲いているではないですか!

ああ、この持ってきたお酒のおかげかなと心の中で自画自賛。

ちょうどその時のお花見には、当時気になっていた女の子がいたので余計に気合いが入っていたお花見。
お花見に合わせ、大いに喜んでもらったそのイタリアワインの名前は、”サクラ“。
イタリア語で”聖なる”という意味だそう。

・・・・・・・・え?
その後ですか?
私のサクラは、見事に散りました(笑)

そんな私がバーテンダーの役をする大人の恋愛朗読劇、
「ふたたびの恋」

ぜひ、お越し下さい🎵

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